キャプテン
月刊コミック特盛

キャプテン 丸井編②

―墨谷快進撃の章―


月刊コミック特盛2003年 2月号

発行日:2003年 2月 1日
出版社:ホーム社

作品タイトル 掲載誌 コミックス JCS 愛蔵版 文庫版
第20話 合宿にかけろ!の巻 別冊少年ジャンプ1973年 9月号 JC第7巻 JCS
第4巻
愛蔵版
第4巻
文庫版
第4巻
第21話 練習試合はじまるの巻 別冊少年ジャンプ1973年10月号
第22話 完全試合の巻 別冊少年ジャンプ1973年11月号
第23話 地区予選開幕の巻 別冊少年ジャンプ1973年12月号
第24話 墨谷快進撃の巻 JC第8巻 JCS
第5巻
愛蔵版
第5巻
文庫版
第5巻
第25話 決戦 墨谷対青葉の巻 別冊少年ジャンプ1974年 1月号


キャプテンの風景B担当編集者が語る制作秘話

直されなかった原稿

 ちばさんの絵は、一見簡単そうに見える。だが簡単そうに描いて面白く見せるということが、いかに困難をともなうものか。傍らで見ている僕が辛くなるほど、彼は艱難辛苦する。人物の一挙一動、そしてコマ割りに細心の注意を払う。だから彼は遅筆だった。
 「月間少年ジャンプ」の『キャプテン』一本の時でさえ、締め切り時間との戦いで、納得いかぬ場合は体調を崩すことがあったのに「週間ジャンプ」の『プレイボール』との両連載となった時、彼の精神力、体力の消耗はいかばかりだったか。
 今回掲載の、丸井キャプテンの夏の合宿シーン、絵柄が変わっているのに、気付かれた読者も多いと思う。この時も体調を崩し。執筆不可能となった。人気漫画だったから、休載は許されず、ちばさんの話をもとにして、新人の漫画家さんに(今では高名な漫画家になり活躍されている方もいる)無理を押してお願いしたものだ。
 コミックスにする時、そのシーンをちばさん自身の手で描き直すのかと思っていたが、彼はそれをしようとはしなかった。多分、自分の不始末を他の漫画家の手をわずらわせたことに対し、描き直すのは、失礼にあたるとちばさんは思ったに違いない。


 「月刊コミック特盛」が順調に発売されていてうれしいなぁ〜。だってプレイボールが載っていた「テンチュウ」は途中で打ちきりだったから少し心配していました。なにはともわれよかった、よかった。プレゼントのテレカのデザインが変わりました。全種類欲しいなぁ〜(^^) (Oz)
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