―新キャプテン・イガラシ登場の章―
![]() | 発行日:2003年 4月 1日 |
キャプテンの風景D担当編集者が語る制作秘話
くつろぎと笑いと、そして息抜けぬ問題 ちばさんの漫画で、時折ギャグ的なシーンが入る。丸井キャプテンの時、ナインにどなりちらし「いけっ一番バッター!」と言って「キャプテンからですよ」とナインにつっこまれ、顔を真っ赤にしてコソコソとバッターボックスに向かうとか、今回では、近藤がイガラシの言葉にすねて、イガラシが新入部員にノックする時、汚れたボールを渡すとか…。「ああいうシーンは、ちばさん息抜きなの? 面白いけど」とちばさんと雑談した記憶がある。
そんな雑談の折「不良学生が主役になる漫画でさあ、彼らはいつ勉強しているのだろう?」なんて愚にもつかぬ話をした。もっとも『キャプテン』だって、初期の頃こそ授業シーンはあったが、ほとんどが野球シーンだ。それらはテーマ上仕方のないことなのだが。
そんな話のあと出てきたのが、今回描かれている松尾の母親が出てくるエピソードだ。授業と野球の練習時間の問題を提示する。
さて、この教育問題(!!)を、ちばさんはどう処理したか。次号を楽しみにして下さい。