キャプテン
半ちゃん
半ちゃんは野球大好き少年。少年野球チームをつくろうと張り紙をする。そして集まったのは、ぴたり九人。さっそくチームをつくった。チーム名は『マンモス』。この九人、野球は好きだが、実力となると、ダメーッといったほうが早い。
第一戦、屈辱的な大敗をし、バカにされる。悔しい!勝ちたい!と思っているところへ、イガラシという野球のうまい少年が引っ越してくる。
そしてコーチをひきうける。
イガラシくんの勝つための野球は、きつい練習もあり、これまでのような甘い気持ちでは許してはくれない。
今までのような楽しい野球じゃなくなった。″野球は勝てばいい″″勝つだけじゃない。楽しんでやりたい″仲間の意見はばらばらになり、マンモスは解散してしまう。しばらく一人で野球を楽しんでいた半ちゃん。もう一度、集合の張り紙を出す。さて、仲間は戻って来てくれるだろうか。町内の野球チームやサッカーチームの可能性と限界を考えさせてくれる作品。
「別冊少年ジャンプ」(集英社)1971年(昭和46年)9月号掲載
収録コミックス
備考のなかの記号は JCS:ジャンプ・コミックス・セレクション JSC:ジャンプ・スーパー・コミックス JCDX:ジャンプ・コミックス・デラックス の略です。
2008年にようやく読むことができました。うん!なかなかよいよい。
小学生のイガラシもいい。キャプテンファンの方にはぜひ読んでほしいです。(Oz)
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