キャプテン フォークグループ バンバンさん
ジャンプ・コミックス

やっぱり すばらしい『キャプテン』

フォークグループ バンバン
コミックス『キャプテン』第13巻

 こんにちは、バンバンのばんばひろふみと今井ひろしです。
 今までの『キャプテン』を、ぼくたちはみんな読んでいます。『キャプテン』には、他の野球漫画にはない、本当の友情や、チームワークや、汗や涙がありますね。ほとんど旅の途中に、汽車の中で読むんだけど、何回読み返してもちっともあきない。
 ぼくたちはフォークを歌っているけど、ぼくたちがみんなにつたえたい人間のあたたかさや、やさしさやすがすがしさが、実に気負わないで『キャプテン』の中に描かれている。
 ぼくたちはハート・トゥ・ハートで歌をつくっているけど、ちば先生も同じように、この作品をとても大事になさっているのがよくわかりますね。
 イガラシだって丸井だって、どこにでもいそうな少年でしょう。近藤だってあんなに自信過剰なのに、ちっともにくめないしね。それに敵チームがみんなイイ奴ばかりでしょう。勝っても負けてもいっしょに泣くみたいなところがあって、中学時代の自分たちのことを思い出してジーンとしたりなんかしてね。青葉との十八回延長試合なんて、本当に球場のスタンドにすわっているようにドキドキしてしまいました。ほら高校野球の名勝負なんて観客が両方に応援して、勝っても泣くし負けても「来年また来いよ」なんてやってるでしょう。プロ野球だったら絶対ミスしないようなところで、ポロッとおとして汗と泥でくちゃくちゃになって泣いている選手もいたりするしね。
 魔球や超人プレイなんて何も出てこないけど、本当の野球だって思えるしフォーク仲間にも『キャプテン』愛読しているって人多いですよ。大げさでない少年らしさや闘志が、さわやかにつたわってくるからでしょうね。
 ぼくらもこんなすがすがしさを、いつまでも歌いつづけていきたいですね。
 新曲も出たし、今おおいに張り切っているところなんですよ。『キャプテン』同様、バンバンの方もどうぞよろしくといいたいところですね。


 絶好の野球季節になりました。六試合ノーヒットという、惨たんたる成績でスタートした今シーズンですが、バッティングセンターにかよい、素振りするなどして、だんだんあたるようになりました。
 最近では、八試合連続安打と絶好調!チームでの信頼もでき、9番から本来の2番にかえりざきました。あとは残り試合をがんばって、なんとか打率を三割台にもっていこうと、奮戦努力しています。(ちばあきお)
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