キャプテン 歌手 狩人さん
ジャンプ・コミックス

ゲームを捨てない勇気

歌手 狩人
コミックス『キャプテン』第18巻

 ぼくたちのように、芸能界で仕事をしていると、ついつい運動不足になってしまいます。なにしろ、体をこわしてはどうしようもない商売ですから、健康には細心の注意を払っています。でも、仕事が忙しくて、なかなか運動もできないあり様。
 ところが、最近、NHKの「レッツゴー・ヤング」という番組に出演することになり、そのスタッフの人たちと、仕事の合い間に、野球をすることになったのです。
 大の巨人ファンで、高校時代には陸上競技をやっていたぼくたちのこと。どんなに素晴らしい球さばきをしているか、皆さんにも想像できるでしょ!?
 今のところ、ポジションは、ピッチャー、セカンド、ライトと何でもござれ、の万能選手ぶり。ぜひ、皆さんにも披露したいなァ。

 さて、この「キャプテン」
 墨谷二中野球部をたたきあげていくキャプテンたち……谷口・丸井・イガラシ、の姿には本当に脱帽してしまいますネ。彼らは、次次にやってくるピンチに屈することなく、いつも勝負をあきらめない。勝とうとしない者が勝てるはずがない。そういっているようです。彼らのすさまじい根性は、そういう執念から生まれているのでしょう。
 ぼくたちの仕事、芸能界というのも、野球の世界に劣らずキビシイものなのですヨ。ぼくたちも色いろな目にあいました。三振もしたし、ダブル・プレイをくったこともあります。しかし、たまにはヒットも打ったし、三塁打も、そして、去年はホームランも出たと思っています。でも、まだぼくたちのゲームは終わっていません。


 いよいよ本格的なスキーシーズンを迎えました。昨年のことですが、娘(当時三歳)に雪を見せてやりたくなり、つれていきました。娘は、銀世界に目をみはったものの、すぐあきてしまい、しかたなく背負って、滑ることにしました。背中で大喜びする娘に、よせばいいものを三度、四度と…おかげで足腰はガタガタ。でも、今年は長男(二歳半)もつれていこうなど、バカなことを考えています。(ちばあきお)
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