『キャプテン』ファンのみなさん、こんにちは。
ぼくたちフィンガー５は、みんな野球が大好きで、二年ほど前にとうとうチームをつくってしまいました。
チームの名は、フィンガー・ファミリー。11歳から61歳まで、いろんな人たちといっしょに楽しくやっています。ぼくたちが旅に出かけるとき、19人乗りのキャンピング・カーに野球道具をつめこんで、いつどこででも試合ができるようにしています。今のところ、毎月一回くらいの割で試合をしていますが、その結果は、（ちょっといいにくいんだけど）12戦1勝11敗。
その一勝というのが、荒川のママさんチームとやったときのもの。小学校二年のチームとやったときには、ナント18対7で負けてしまいました。
なにしろ、その試合ぶりといったら、ファーストゴロが、ホームランに、ピッチャーゴロが二塁打になってしまうというサンタンたるもの。20対10とか30対15とか、スコアも野球のものとは思われないくらい。でも、ぼくたちの野球熱は、ますます盛んになる一方。たった一度のあの勝利の快感が忘れられずに、今も練習にはげんでいるのです。
そういうぼくたちにとって、この『キャプテン』は、とても良い参考書でもあるワケです。複雑な作戦にはまるで無縁なわがフィンガー・ファミリーにとって、墨谷二中の試合ぶりは、最高のお手本なのです。
来月からぼくたちフィンガー５は新曲をひっさげてがんばりますが、わがチーム、フィンガー・ファミリーも二勝目を目ざして、大フントウをする覚悟でいます。