わたしが初めて野球に興味を持ったのは、小学校五年生の夏だったかしら。
テレビで高校野球の実況を観た時でした。野球のルールをなにも知らなかったけれど、夢中で「キャーキャー」いいながら、テレビにかじりついていて、「少しは外で遊んできなさい！！」としかられた思い出があります。
その後、中学時代、ソフトボールのチームに入ったこともあったけど、やっぱり、「キャーキャー」いいながら観ている方が、わたしにはあっているみたい。
野球のおもしろさって、九回の攻防の中にいろいろなことがおきて、ちょっとしたプレイの裏にも、むずかしい作戦があったりしてともかく、最後の最後まで何がおきるかわからない。特に、高校野球って、みんな一所懸命でしょ！？そんなところが大好きなんです。
ちばあきお先生の『プレイボール』は、そんな野球のおもしろさ選手の一所懸命さが、そのままマンガになっている。いや、おもしろさは本物以上かなあ。
野球好き、マンガ好きのわたしは、いつも「キャーキャー」いいながら読んでいます。
先日、映画『がんばれ！ベアーズ 日本遠征』に出演が決まって日本、ロサンゼルスのロケに参加したときも、ジャンプ・コミックスの『プレイボール』を持って行ったほど。
ともかく、谷口くんを始め、『プレイボール』に出てくる人、みんな、大の野球好き。そして一所懸命。そんなマンガをかくちば先生も、きっと大の野球好きなんだろうなあ。がんばれ！ちば先生、がんばれ！墨谷ナイン。わたしは、一所懸命、応援します。「キャーキャー」いいながら。