キャプテン 歌手 新沼謙治さん
ジャンプ・コミックス

見習え!!墨高の闘志

歌手 新沼謙治
コミックス『プレイボール』第17巻

 サードとピッチャー。
 なんのことか、わかるかな!?
 墨高・谷口君のポジションでもあり、そして、また、ぼくのポジションなのだ。
 谷口くんもうまいが、ぼくもうまい!(本人がいうのだから間違いない)
 歌のあい間の暇をみつけて、プロダクションの人たちや、ファンの人たちといっしょに野球をやる。これが、なにより楽しい。
 旅に出るときなど、野球道具をもって出かけるほどの野球好きなんだ。五木ひろしさんや沢田研二さんのチームとも試合をしたりする。成績はまあまあってところかな。
 それにしても、墨高は強い。その強さには裏づけがある。
 たとえば十七巻の中で、専修館のピッチャーを打ちくずすところ。東実がくれたメモを見て、谷口がいろいろ考える。ナインも、その謎の東実のメモについて思案する。
 なぜ、ベース寄りに、しかもキャッチャー寄りに立つのか!?
 ふと、島田が気づく。専修館のピッチャーは切れのいいカーブをもっている。ところが、ベース寄り、キャッチャー寄りに立つと、その得意のカーブがあまり投げられなくなる。デッドボールになりやすいからだ。
 そのことに気づいて以来、墨高はとたんに活気づく。
 こうして、苦境に立たされた墨谷は、ピンチを切り抜けていく。これが墨高の強さの秘訣なのだろう。
 歌を歌うことだって同じことだ。
 チャンスもあれば、ピンチもある。ピンチを打開していくのは、この墨校の執念だ。ぼくも、墨高魂を見習って、がんばりたい。みなさんもがんばってください。


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