キャプテン
ちばあきお名作集

「ふしぎトーボくん」のこと(1)

七三太朗

ちばあきお名作集『ふしぎトーボくん』第1巻  寡作のあきおが以外にも『キャプテン』(月刊少年ジャンプ)と『プレイボール』(週刊少年ジャンプ)の2本を連載したのは驚いたが、連載が長期にわたったため、あきおもラスト近くは疲れ気味だった。 ようやく連載も無事終わり、少し休養をとることになった。
 3年ほどの休養のあと、また仕事の虫がうごめき出したのか、何か始めようということになった。 休養のあとのならし運転ということで、読切形式でいいな、ということもきまった。 ある日あきおと旅行中、ちょっとかわった少年と出会った。 友達づきあいが苦手らしく、いつも子犬と一緒で、すごく仲がよく見ていて気持ちがなごむのだ。 「あきおちゃん、これでいこう。動物と話ができる少年を主人公にして、そのつど事件をつくっていけば、読切シリーズでいけるんじゃないか」ということで始めたのが『ふしぎトーボくん』だったのです。


 七三太朗さんの言葉はちばあきお名作集ふしぎトーボくん第1巻の表紙折り込みに載っていたものです。
 この名作集の七三太朗さんの解説および画像の資料提供者は谷口希さまです。この場を借りてお礼申し上げます。どうもありがとうございました。m(_ _)m (Oz)

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